NEWS

  • DMOARTSはアート大阪2014に出展します(ROOM 6212) 作家情報を追加しました。

    2014-07-11 18:05

    2014年7月11日(金)-13(日)ホテルグランヴィア大阪

    ART OSAKA 2014は、実力派から若手まで現代美術を扱うギャラリー約50軒が、作品の質はもちろん、展示の質にもこだわって作家の紹介をする、日本最大のホテル型アートフェアです。
    12回目となるART OSAKA 2014は、大阪の玄関口JR大阪駅に直結したホテルグランヴィア大阪26階にて、7月12日(土)ー13(日) [内覧会:11日(金)] の間、開催致します。
    ホテル型アートフェアであるART OSAKAは、お客様がギャラリーに足を運ばずとも約50軒のギャラリーが一堂に集まっているので、各ギャラリーおすすめの作品を比較しながらご購入頂け る便利さがあります。
    ホテル客室空間は、作家やギャラリストとの距離も近く、直接お話しすることで、現代アートの新たな魅力を発見することもできるでしょう。
    フェア概要:http://www.artosaka.jp/ DMOARTSは、この「アート大阪」に昨年に引き続き出展します。
    6212号室で「Scenenary」をテーマにした展示を行います。
    たくさんのご来場、お待ちしております。

    出展作家プロフィール
    Yumiko Kanda「塩、胡椒」acrlyic, canvas 318×410mm.神田ゆみこ1980年生まれ。
    セツ・モードセミナー卒業。
    日常における見慣れた「もの」の、美しさの再発見。
    その楽しさを、イラストレーションとして表現。
    画材は主にアクリルガッシュ、キャンバスボード。
    2010年度digmeoutとソニーのアートプロジェクト「Canvas @ Sony」でグランプリを受賞。
    銀座ソニービルに38メートルの大壁画を3回にわたって制作。
    2011年 HBギャラリーコンペで仲條正義賞を受賞。

    朝日聡子
    2003年、多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業 。
    2004年 シェル美術賞 本江邦夫審査員賞受賞。
    マクロの視点で描かれた動物や植物、昆虫。
    それらが慎重に配置されることによって生まれる博物画にも似た風景を描く。
    花鳥風月をも思わせる画風は大胆なトリミングもあいまって独特のパースペクティブを見せ、小さな世界を描きながら大自然へとつながっていく。
    同時に、絵画のなかで蓄積されていく時間を観る人に感じさせる。

    大山顕
    1972年生まれ。埼玉県出身。
    「工場萌え」「ジャンクション」「団地の研究」などの写真集出版等で知られる”ドボク・カルチャー”のパイオニア。
    日本の大動脈である高速道路。
    それらを相互に3方向以上に連結する交通の要衝「ジャンクション」を巨大建造物としての魅力を最も感じられる「下から見上げるアングル」で撮影。
    また、巨大な工場を一枚に収めたいという大山顕の欲望をもとに撮影された、パノラマサイズでハイクオリティな工場写真もまた、全体の美しいフォルムやシルエットと細やかなディテールを併せ持ち、観る人にリアルな現場感覚に満ちた新鮮な感動を与えてくれる。

    安瀬英雄
    1975年生まれ。
    紙で立体模型を製作し、自宅のスタジオでライティングし、カメラで撮影して作品を完成させる。
    写真が彼の最終的な作品であり、制作した模型は破棄される。
    その手法はドイツの写真家、トーマス・ ディマンドにも通じますが、安瀬英雄の作品にはジャーナリスティックな視点や社会問題を喚起させるような仕掛けはありません。
    そこにあるのは空間表現を借りた色の洪水。
    彼がイメージした風景は模型によって立体化され、写真撮影される事で平面に還る。
    一見、コンピュータ・グラフィックスとも見間違える完成度ですが、全ての制作過程がアナログである事も彼の作品の魅力である。

    Re:Planter
    京都在住の植栽家 村瀬 貴昭のソロプロジェクト。
    「SpaceColony」シリーズは、忙しい生活と小さな住空間で暮らす現代人のための新たな中庭照明。
    植物は光源となるLEDと数週間に1度の水やりで育つ。
    内部のマクロな世界と向き合うことで、普段では気付きにくい視点が得られ、心豊かな生活意識のきっかけとなるものである。

    中比良真子
    1979年滋賀県生まれ、2004年京都精華大学大学院芸術研究科造形専攻修了。
    水や花、風景や人物などをモチーフに、はっきりと見えないもの・移ろいやすく儚いものを描き続ける絵画作家。
    作品はいくつかのシリーズに分かれ、それぞれが異なった世界観を持つが、一貫してその表現方法はシンプルで時にはデザイン的でもあり、見る者にイメージを想起させるような作品となっている。
    京都・大阪を中心に定期的に作品を発表しており、近年では東京に進出するなど活動の場を広げている。

    濱田祐史
    1979年大阪府生まれ。2003年日本大学芸術学部写真学科卒業。
    イギリス滞在時に欧米の写真賞「Magenta Foundation, Flash Forward 2011 Emerging Photographer」にて、イギリスの新進写真家として受賞する。
    今年、オランダの『Foam Magazine』#34の「Dummy Issue」号で特集されるなど、海外からも注目が高い。
    作品を支える軽やかなアイデアとコンセプトによって、観る者に絶妙な問いかけを与えている。