EXHIBITION
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清水智裕個展 「ざわざわゾーン」
2011. 9. 07 Wed. - 2011. 9. 20 Tue.
システムエンジニアから現代美術作家に転身という異色の経歴を持つ清水智裕。
写実的な描写を排除し、淋巴や墨絵など日本画の手法をも取り入れた風景の中に佇む丸顔の女性たち。
その表情はフラットで、作品に付けられたタイトルとともに観る人によって様々なストーリーを想像する事ができます。
2008年から東京ワンダーサイト主催の「ワンダーシード」に3年連続入選、海外での個展やアートフェアに参加するなど活躍の場を広げる清水智裕、関西初個展。
展覧会では最新オリジナル作品の展示販売はもちろん、グンゼBODY WILDコラボパンツ、My First ARTシリーズの販売も行います。 <企画協力:株式会社ボングゥー>
時々襲われる、喜怒哀楽のどれにも分類できない感情をどう表現すればよいのだろう。
たとえば、暗い雲がすごい速さで空を横切るのを見たとき。真っ昼間にひとけのない住宅街に迷い込んだとき。ぴったりあてはまる言葉がまだ発明されていないので、仕方なく私は絵を描きます。
明るいような悲しいような、笑っているような困っているような、明確なものに定まる前の、肌がざわざわするような感覚。
作品に触れることで、あなたのなかのそんな領域を呼び覚ますことが出来たら、嬉しいかぎりです。
清水智裕プロフィール
1977 岩手県生まれ
1999 NECソフトウェア入社
2004 東京芸術大学油画科入学
2008 東京芸術大学美術学部絵画科油画卒業個展
2007「たべちゃいたいくらい。」 <トーキョーワンダーサイト本郷>
2008「ひたひたの水」<exhibit Live & Moris>
2009「ま昼のまぼろし」 <ギャラリー坂巻>
2010「あいつの気配と隠された部屋」 <ギャラリー坂巻>
2011「Emerging Japanese Artist - Shimizu Tomohiro」<iPRECIATION Singapore>
「魅惑のリゾートプラン」 <ギャラリー坂巻>
主なグループ展
2008 ワンダーシード2008 <トーキョーワンダーサイト渋谷>
GEISAI #11? <東京ビッグサイト>
Curriculim Vitae <ワダファインアーツ>
2009 ワンダーシード2009 <トーキョーワンダーサイト渋谷>
GEISAI #12 <東京ビッグサイト>
2010 ワンダーシード2010 <トーキョーワンダーサイト渋谷>
スクエア ザ・コレクタブル <フリュウギャラリー>
Peering through a Kaleidoscope<iPRECIATION Singapore>
現代美術期待の新星5人展 <松山三越>
GIFT in BLOOM 小松宏誠×清水智裕×佐野絢子<銀座三越>
2011 A Group Exhibition of Emerging Japanese Artists<iPRECIATION Singapore>
現代美術期待の新星5人展Vol.3 <松山三越>