EXHIBITION
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寺田順三 個展 PARTS AND POSTER
2016. 2. 24 Wed. - 2016. 3. 08 Tue.
このたびDMOARTSでは、関西を代表するイラストレーター/デザイナーである寺田順三の展覧会を開催します。 かつて、すべてのデザイナーの憧れの仕事だったB全(B1)のポスター。 広告でありながらデザイナーのクリエイティブが詰まった、アートとしても長く愛されるものでした。 時代は移り、情報のサイクルは早くなる一方。 また、ほとんどの情報がオンラインで、モニター越しに流れて消えていくのが当たり前になりつつあります。 今回の展覧会では、原点に戻り大きなポスターに光を当て、また、ポスターに登場するキャラクターに物語を語らせます。 ポスターをデザインする過程を垣間見ることにより、モニター越しではわからないエネルギー、絵を描く喜びを感じて頂きたいと思います 寺田順三 1961年大阪生まれ 1982年よりデザイナーとしての活動を開始。 1986年ゴーズデザイン入社。 2000年カムズグラフィック設立。 お洒落で個性的な動物キャラクターと、ヨーロッパの古い絵本を思わせる柔らかなタッチで、関西を代表するイラストレーター/デザイナー。 パッケージやキャラクターのデザイン、挿画や絵本の出版など活動は多岐に渡る。
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澁谷 梵『花と形』
2016. 2. 17 Wed. - 2016. 3. 15 Tue.
花は芽を出し、葉を広げ、花を咲かせて受粉し、やがて枯れていきます。 刻一刻と移り変わっていく形はどの時間を切り取ってみても同様に興味深く、また感慨深い気持ちにさせられます。 花の絵を描くということは、そのうちのある場面を、自分を通して記録するということなんだと感じます。 その中で葉っぱの形1つとってみても、普段見ているようで全然見ていなかったのだということに気づかされます。 今回はアネモネを中心に、身近な植物の作品で構成しています。 画面を通して、それぞれの植物が持つ物語を感じていただけたら幸いです。 /渋谷梵 渋谷梵(しぶやぼん) 新潟県中越地方の中央で、田園に囲まれて育つ。 大阪芸術大学(工芸学科:テキスタイル/染織)を卒業。 和紙やアクリル、墨を主に使用し、幅広いモチーフの作品を制作する。 http://bomb-phage.com 2014年3月15~3月30日 個展 茶×梵 at 結音茶舗 2014年11月14日~11月16日 アートストリーム カワチ画材賞 FM802賞受賞 2015年3月14~3月29日 個展 百百at 結音茶舗 2015年5月 sense o at 中崎町NOON 2015年7月7~20日 2ヵ所同時個展 澁谷? 梵展 at dig me out ART & DINNER & カワチ画材 あべのHOOP店 2015年11月 個展 座ギャラリー
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西野彩花 個展「一齣」
2016. 2. 10 Wed. - 2016. 2. 23 Tue.
この度、西野彩花 個展「一齣」(ひとこま)を開催します。 京都精華大学で洋画を学び、昨年3月に卒業したばかりの若手の美術作家、西野彩花。 彼女が表現するのは、日常生活の中で気になった何気ない風景。 カメラでスナップ的に撮影した写真をベースに、キャンバス上でトリミングを施し、焦点をずらした、マットな質感を持つ油絵作品です。 昨年夏に開催されたART OSAKAに出展し、好評を得た作家の待望の個展です。 【ステートメント】 自分で撮った写真をモチーフにしています。 殆どが日常的に見られる些細なものです。 それらをつぶさに見てみると、本来は個別として存在している物と物が重なり、全体の流れとして一つの形になります。 光によって生まれる色彩と陰影に私は美しさを感じ、それらを切り取る形で絵画にしました。 寓話性も何もない景色の一コマに、見る方々にとって伝わるものがあれば幸いです。 西野彩花 西野彩花(にしの あやか) 1992年大阪生まれ。 2015年京都精華大学造形学科洋画コース卒業。 高校時より油画を始め、制作を行い続けて現在に至る。
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西祐佳里 個展「INDEX#3」
2016. 1. 27 Wed. - 2016. 2. 09 Tue.
この度、西祐佳里 個展「INDEX#3」を開催します。 西祐佳里は京都在住の美術作家。 大阪では約10年ぶりの個展開催です。 動物や人間、着ぐるみ、食べ物など、様々なモチーフを画面上でコラージュし、現実と非現実の狭間のような空想的な世界観を表現するペインティング作品。 彼女の作品ひとつひとつには物語があり、その世界に没入したかのような感覚を観る者に与えます。 本展では、新たに制作した新作作品に加え、未発表作品なども合わせて展示します。 また、原画作品に加え、原画のイメージを用いたエディション付きの作品や、刺繍で制作したグッズも合わせて展示・販売します。 西祐佳里(にしゆかり) 京都市在住 京都造形芸術大学 情報デザイン学科卒業。 独特の深いトーンで描かれる風景や人物、動物など、シュルレアリスティックでミッドセンチュリーな絵画を制作。 国内外でアートフェア等の展覧会・企画展に多数参加。 絵画やイラストを用いたポスターや、CDジャケットデザイン、アーティストツアーグッズ、PVなどの映像作品も制作。 HP http://ferriswheel.fem.jp
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鬼頭祈 個展「ambient girls」
2016. 1. 13 Wed. - 2016. 1. 26 Tue.
この度、イラストレーター、日本画家の鬼頭祈による個展「ambient girls」を開催いたします。 大阪初個展となる本展では、墨、岩絵具、箔、和紙を用いて描いた新作の日本画パネル作品約30点を一堂に展示するほか、<新作を含むオリジナルグッズの展示販売いたします。 また、会期中は似顔絵イベントも開催予定です。 日本画ならではの生の質感を、ぜひご体感ください。 【イベント情報】 鬼頭祈 似顔絵屋「小人にがおえ」 会期中、似顔絵イベントを開催いたします。お客さまのお好きなモチーフに、小人になったお客さまが寄り添っている様子をイラスト化します。 ・日時:1月16日(土)、1月17日(日)、1月23日(土)1月24日(日) 各日12:00-19:00、16日のみ17:30まで(予定) ・価格:1枚¥1,000(税別) ※混雑時にはお待ちいただく場合がございます。 【コメント】 大学で日本画を学んだのち、現在の私は主にファッション誌などで「かわいい」挿絵を描く仕事をしています。 毎月大量に印刷されては消費されて消えていく、女の子/花/動物/などのイラストたち。 短い命に、少しさみしくなる事もあります。 琳派の絵画の中では、普遍的な「かわいい」の世界が400 年経った今でも人々に愛されています。 キラキラ華やかな技法で、当時の人々/花/動物/たちが、ゆるく、かわいく描かれているのです。 今回の展覧会では、現代の「かわいい」の形を、丁寧に日本画の中に閉じ込めてみました。 琳派の絵画のように、何百年も後の人々にも今の「かわいい」の世界を伝えられたら嬉しいな、と思っています。 鬼頭祈 鬼頭祈(きとう いのり) 1991年静岡生まれ。 京都造形芸術大学日本画コース卒業。 日本画の画法を生かし、広告、ファッション誌など多方面で活動中。 主な個展に、「little people」pixivZingaro(中野)等。 第190 回ザ・チョイス入選(江口寿史氏審査)。 『Soup.』誌にて占いページイラスト担当中。 WEB: http://inorikito.tumblr.com/ Twitter: https://twitter.com/inorii