EXHIBITION

  • art stage OSAKA 2022

    2022. 6. 03 Fri. - 2022. 6. 05 Sun.

    倉敷 安耶 / Transition #Ophelia

    木製パネルと麻布にメディウム転写 / H2400×W5000×D70mm / 2019

    七海 / The Forest of Death and Life (2021)

    200×120×100/Ceramic, Iron, Glaze

    野田 ジャスミン / ghost 元柳葉紋色絵姫茶碗

    ceramics / 2022

    長谷川 由貴 / 不眠症の物語 “Tale of Insomnia”

    1300 x1620mm / oil on canvas / 2020

    hin / blank papaya

    spray / acrylic and ink on canvas / 455 x 530 mm

    薬師川 千晴 / 右手と左手の絵画

    クリムソン×パールピンクゴールド / 2021 / 顔料 / 練り込みテンペラ / シナベニヤパネル / 1000×1220mm

    大阪を舞台にした国際的アートフェア「art stage OSAKA」が6月3日(金)-5日(日)[内覧会:2日(木)]の日程で、堂島リバーフォーラムにて開催されます。DMOARTSからは倉敷安耶、七海、野田ジャスミン、長谷川由貴、hin、薬師川千晴の6アーティストの作品をご紹介します。

    [アーティスト]
    倉敷 安耶|Kurashiki aya
    1993年 兵庫県生まれ。現在は東京を拠点に活動。2018年 京都造形芸術大学修了。2020年 東京藝術大学大学院修了。公益財団法人佐藤国際文化育英財団 第26期奨学生。公益財団法人クマ財団 第3期奨学生。
    倉敷は転写技法を用いた平面作品を中心に、パフォーマンス、インスタレーションなど複数のメディアを取り扱い、他者との繋がりを軸に活動を行う。例えば性や国籍といったカテゴリー、個人の所持する背景や環境によって形成された価値観などにより、個人は区別される。また肉体という物質は決して他者と融合することはない。倉敷は作中で他者との密接なコミュニケーションや共存の模索、あるいは融合などを試みる。
    ・instagram:@ayakurashiki

    七海|Nanami
    1996 年⼤阪⽣まれ。東京藝術⼤学 先端藝術表現 修⼠2年在籍。
    ⻄洋哲学や仏教やアニミズムなどの思想に影響された⾃⾝の哲学に基づき、主に屋久島でのフィールドワークを通して陶芸作品を制作している。NANAMI は陶芸作品の焼成過程で、素材の融合や焼成後の凝固など⾃然条件により⽣まれる姿と屋久島でのフィールドワークで触れた縄⽂杉の「⽣死の交錯」を重ねている。
    ・instagram:@nanamikiti

    野田 ジャスミン|Noda Jusmin
    1996年タイ生まれ。器物作品および、それらを用いたインスタレーション作品を制作。
    多面性をもつ現代工芸のカタチを明確にすることを目的に、器物作品を通じて「工芸とアート」の関わりについて言及している。「ghost」シリーズでは、「割れ」を造形より派生した装飾技法として用いて、器物から用途のみを抜き出し、《用途からなる表象と造形》といった表裏する要素のあいだにあるアンビバレントな表現を行っている。
    ・instagram:@jusmin_noda

    長谷川 由貴|Hasegawa Yuki
    ペインター。大阪府在住。京都市立芸術大学大学院修士課程絵画専攻油画修了。
    京都の共同スタジオ「punto」拠点。様々な植物を育てるうちに、植物が人間とはまったく異なる生命維持システムと時間の流れを持つ生き物であることに興味を持ち、人間が植物と関わってきた歴史や文化を参照しながら、他者としての植物の姿を絵画に描いている。
    ・instagram:@hasegawayuki_works

    hin
    美術家。
    1990年千葉県生まれ。2014年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。
    Digital Detox(デジタルデトックス)を制作コンセプトとし、ピクセル表現を「情報の実体化」として用いることで、情報過多を解毒しようと試みる。
    ・instagram:@hin_ss

    薬師川 千晴|Yakushigawa Chiharu
    “対”の関係性を主題とし、様々な方法で独自の絵画を展開する薬師川千晴。
    右手と左手に直接絵具をつけ手で描く《右手と左手》シリーズでは自ら調合した顔料絵具で描く事で個と個の互いの混じり合いを表現、また、SNSの発達した社会における自己と他者の関係性について、相手の領域に入る前の合図であるノックという行為に着目し制作した《ノック》シリーズを展開するなど、作品ごとに様々な表現方法を選択し、発表を続けている。
    ・instagram:@yakushigawa.chiharu


    [フェア概要]

    ・開催日時
    2022年6月3日(金) 11:00 ~ 19:00
    2022年6月4日(土) 11:00 ~ 19:00
    2022年6月5日(日) 11:00 ~ 16:00
    ※6月2日(木)は、プレス・関係者のみの特別内覧会となります。

    ・会場
    堂島リバーフォーラム
    大阪府大阪市福島区福島1丁目1-17

    ・公式ホームページ
    https://artstageosaka.com/



    「art stage OSAKA 2022」は、東京で開催の「アートフェア東京」に続き、大阪での国際的アート見本市として、はじめて開催いたします。戦後美術の盛んだった堂島・中之島で国内外の厳選されたギャラリーが、国内外のアートシーンを凝縮した現代アートの展示・販売を行います。
    国際的で多様なアートマーケットのプラットフォームである「art stage OSAKA 2022」は、アートファンやアート関係者のみならず、各国大使、行政関係者、経済界の主要な人々の情報交換・社交の場として、多様な企画展示やプログラムを展開いたします。
    「アートを鑑賞する」から「アートを保有する」という新しいライフスタイルを、そして文化社会資本としてのアートを通じて人々の心と暮らしをより豊かための「新しい時代のアートとの向き合い方」を提案していきます。
    そして「art stage OSAKA 2022」が契機となり、来るべき国際博覧会に向けた大阪圏におけるアート市場の活性化、アーティストやアート文化人材の育成を含めた、文化芸術振興、社会経済の活性に寄与してまいります。